ベルギーの元パラ選手が安楽死 リオ、ロンドンで金銀銅 日本との安楽死の観念の違い

ブリュッセル共同】パラリンピック車いす陸上女子メダリストで、脊髄疾患で痛みに苦しみ、安楽死の希望を公表していたベルギーのマリーケ・フェルフールトさん(40)が死を決断し、同国東部の自宅で22日、医師の投薬を受けて亡くなった。関係者が共同通信に明らかにした。

 2016年のリオデジャネイロ大会での記者会見では「(安楽死の)許可証がなければ自殺していた」「安楽死は殺人ではない。より長く生きるためのものだ」と訴え、タブーなき議論を呼び掛けていた。僕は苦しみから耐え難く、自身の納得得るものであれば安楽死も賛成です。

 ロンドン大会で金と銀、リオ大会で銀と銅のメダルを獲得。症状は次第に悪化していた。


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