子供の為の防災生活

台風の影響による避難所生活を余儀なくされる方々がいます災害発生時などの非常時には、子どもたちを取り巻く環境も大きく変化する。避難が長引く場合はなおさらだ。ストレスを和らげ、心のケアをする意味でも、子どもたちが遊べる場所や機会を意識的につくることが重要だ。

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(SCJ)によると、元々遊びは子どもの心身の発達に欠かせないものだが、非常時は特に大きな役割を果たす。避難所など、行動に制限がある環境では大人でもストレスを感じるが、自分で情報収集をしたり、今後の見通しを持ったりできない子どもはよりストレスをため込みやすい。遊びを通じ、少しでも日常に近い環境に身を置くことで、心の安定につながるという。